東京シネマ  




旧東京シネマを代表する作品をただ一本だけとりあげるなら、それは、ミクロの世界 結核菌を追ってに尽きるでしょう。その成功は、瑞々しい感覚で勝負する、宣伝臭の薄いPR映画の新興プロダクションを顕微鏡微速度撮影を中心とする科学映画の東京シネマに変えていったのでした。



東京シネマは1954年に株式会社化され、1973年に東京シネマ新社が発足するまでに、100本近くの作品を製作しました。この会社案内は、1960年代中頃、東京シネマが活発に制作活動を行っていた時代の末期に作られたものです。概要に掲載されている会社役員などは、1966年の危機の後、会社の再出発を期してのもので、多くの作品の制作に関わり、会社の危機に去っていった人々の名前は消えています。色々な理由で、この案内に掲載されなかった作品で原版が存在し、作品名が明らかなものは、別に記載しています。なお個々の作品紹介の文章は誤植を直し、整合性を持たせるため、改めているので、当時のままのものではありません。

例外を除き原版は、現像ラボであるIMAGICAの原版倉庫に保管されきましたが、国立近代美術館フィルムセンターへの移管が進行中です。これはより良好な保管を目指すものです。この時代の作品が逸散していないのは極めて珍しく、ほとんどの作品は、いまもプリントを作ったり、ビデオ化が可能です。40作品以上が既にフライングスポットスキャナーを使用した画質の良いベータカムSPビデオカセットによるマスターコピーが作成されており、それらは、DVcamにも転換されデジタル画像となっています。それら視聴可能な作品には、作品名の後に*印を表示してあります。

2001.08.15.最終更新


東京シネマ案内



世界に恥じない映画をつくろうというのが
私どもの旗じるし
ひたすら作品質の向上を目指す


受賞


1961年 菊池寛賞       科学映画への貢献に対して        
1962年 科学技術功労賞  優秀科学技術映画製作に対して     
1965年 朝日文化賞     科学映画における国際的業績に対して
 


東京都千代田区神田駿河台2−1 近江兄弟社ビル 
電話(03)291−6351(代)


会社概要

会社名:     株式会社東京シネマ
創立年月目:   1954年3月23日
資本金:     払込10,000,000円
取引銀行:    第一銀行八重洲口支店
本社:      東京都千代田区神田駿河台2−1 近江兄弟社ビル 
電話 (03)291-6351(代)
分室:      鎌倉市山ノ内67 
電話 (0467)23-1567
国際電略:    
本社 TOKYClNEMA TOKYO          
分室 SOZOKADA KAMAKURA
海外事務所:   605 West 111th Street, New York, N.Y. phone: UN-5-8904


役 員


取締役社長 岡田 桑三
取締役    木村伊兵衛
取締役    中島 健蔵
取締役    下中 邦彦
監査役    金沢  謹
相談役    長岡 正男
演出      岡国 一男
デスク     郡司  良
経理      高橋 久司


営業種目
 
研究・教育・普及のための科学映画
 
解析・開発・訓練のための技術映画

企業PR・広報のための産業映画
 
記録映画 教材映画 

スポーツ映画

TVコマーシャル 

TVドキュメンタリー映画

科学工業商業写真スライド等の企画 製作 

コンサルタント並に配給と販売


2001.08.15. 最終更新 


Go to    戦後科学映画の光と影 旧東京シネマに関する岡田一男のエッセイ

Go to    国際映画祭受賞歴    東京シネマ時代を彩った17作品一覧

Go to    東京シネマ作品      紹介1

Go to    岡田桑三          岡田一男による岡田桑三の略伝

Return to the Top Page